2022.04.21
源平合戦
皆様こんにちは。
おうちむすびの齋藤でございます。
先日の初春の月は、とても幻想的で綺麗なものでした。
源氏物語にも登場する十六夜の月、皆様はご覧になられましたでしょうか?
月が輝くもう少し前のこと。
自宅の桃が咲き溢れました。
この桃、通称「雲竜しだれ源平桃」といいます。
・・これほど剛健な名前の草木も、なかなか珍しい気がします(笑)
「雲竜」とは特徴的な枝の形。
くねくねと曲がる様を、龍が天へ昇る姿に形容しております。
しかしながら。
雲竜ではあるものの、天に昇らず「しだれ」ております。。
「源平」とは紅白の花を咲かせるため、源氏と平氏の旗色になぞらえております。
源氏といえば、“世の中狭し”と時代を乱舞した源義経。
至言に「勝つというのは我に勝つことだ」とございます。
この桃が咲く度、自己の葛藤に打ち勝つ大切さを、あらためて思い巡らされます。
桃の木の寿命は、たったの30年。
義経も30歳という若さで生涯の幕を閉じました。
肝要は、限りあるなかで“何を成したか”なのでしょうね。
さらに義経公。
「人よりも百倍臆病であれば、百倍勇気を奮い立たせばよいではないか」
かしこm(_ _)m